中島裕翔と「ボブ」の共生が話題に！ドラマ『秘密～THE TOP SECRET～』制作発表の裏側

中島裕翔の「ボブ」との共生：舞台裏に見る俳優の素顔

Hey! Say! JUMPの中島裕翔さんが、自身の主演作であるドラマ『秘密～THE TOP SECRET～』の制作発表会見で、彼のユニークな「相棒」について語りました。中島さんが「ボブ」と呼ぶその相棒は、実は人型のサンドバッグであり、彼の武術の練習に欠かせない存在だそうです。この記事では、彼の俳優としての一面と、サンドバッグ「ボブ」との共生について探ってみます。

中島さんが主演を務める『秘密～THE TOP SECRET～』は、清水玲子氏の同名漫画を原作としたヒューマンサスペンスドラマです。科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現する特殊なMRI技術を用いて、解決不可能な事件の真相を解き明かしていく内容となっています。中島さんは、かつての第九メンバーであり、室長・薪剛の親友以上の存在だった鈴木克洋と、新米捜査員・青木一行の1人2役を演じます。

「ボブ」との生活：俳優のリズムを支える存在

中島さんは会見で「趣味が武術なので、練習できるものが欲しいと思って」と語り、サンドバッグ「ボブ」を購入した経緯を説明しました。この「ボブ」は中島さんと同じくらいの身長で、彼の武術のパートナーとして日常生活に溶け込んでいるようです。彼は「リビングに入ると、そこにボブがいるんです」と、ボブとの生活を微笑ましく語りました。ボブは単なる練習用具以上の存在であり、中島さんの生活リズムに欠かせない要素となっているようです。

このような背景には、中島さんの俳優としての役作りへの姿勢が感じられます。武術という身体を使った動きが、彼の演技にも影響を与えていることでしょう。実際、共演者の板垣李光人さんは「休憩中によく見えない敵と戦っている」と中島さんのシャドーボクシングを目撃したエピソードを明かしています。彼の身体的なアプローチは、役を深く理解し演じるうえで重要な手法の一つになっているのかもしれません。

俳優としての中島裕翔：多面的な魅力

中島さんは、長年にわたってアイドルグループHey! Say! JUMPのメンバーとして活躍しながら、俳優としても着実にキャリアを築いてきました。彼の演技の幅広さは、今回のドラマでの1人2役にも表れています。異なるキャラクターを演じ分ける技術は、彼の演技力の高さを証明するものです。

彼の俳優としての魅力は、共演者との関係性にも現れています。板垣李光人さんは、中島さんについて「すごくおとなしいイメージでしたが、実際はすごくかわいい」と語り、親しみやすい人柄を感じさせます。また、共演者の門脇麦さんが会見中にピアスを落とした際には、素早い対応で拾い上げるというエピソードもありました。このような気配りや瞬発力は、俳優としての信頼を築く要素の一つです。

ドラマ自体も非常に興味深い設定となっており、科学技術を駆使して過去の記憶を再現するというストーリーは、視聴者に新しい視点を提供します。中島さんが演じる役柄は、物語の中心に位置し、彼の演技がドラマの成功に大きく寄与することは間違いありません。彼の武術のスキルも、アクションシーンでのリアリティを高める要素として期待されています。

今回の制作発表を通じて見えてきたのは、中島裕翔さんの多面的な魅力と、彼の俳優としての真摯な姿勢です。彼の生活の中に溶け込む「ボブ」とのエピソードは、彼の人間味あふれる一面を垣間見ることができました。これからの彼の活躍に、ますます期待が高まります。

［佐藤 健一］