松坂桃李が語る成長の転機、樹木希林との出会いがもたらした影響
松坂桃李が明かす転機、名優たちとの出会いがもたらした成長
俳優・松坂桃李さんが、TBS系のトーク番組『A-Studio+』に出演し、これまでの俳優人生を振り返りました。彼が13年前に初めてこの番組に出演した際には、姉から「いい加減な弟」との評価を受けていたことを面白おかしく語ります。しかし、彼のキャリアにおいて大きな転機となったのは、映画『ツナグ』で名女優・樹木希林さんとの出会いだったと明かしました。
松坂さんは、「樹木希林さんとの共演は俳優としての価値観を大きく変えた」と振り返ります。彼女の演技に対する真摯な姿勢や、人間味あふれるアプローチが、当時若手だった松坂さんに深い影響を与えたのです。名優との出会いが、俳優としての土台をしっかりと築く手助けとなったようです。
ライバルと共に切磋琢磨する日々
松坂さんは同じ事務所に所属する菅田将暉さんや、ライバルとみなす岡田将生さんとの関係についても言及しました。彼らとの関係は、競争心だけでなく、互いに刺激し合う良好な関係のようです。岡田さんから寄せられたアンケートでは、松坂さんが「コンビニの袋で台本を持ち歩く」など、ストイックな一面が語られ、演技への真摯な姿勢が垣間見えます。
また、俳優としての成長の中で、多くの名優と出会ってきたことを彼は誇りに感じています。映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』での阿部寛さんとの共演や、役所広司さん、大河ドラマ『軍師官兵衛』での岡田准一さんなど、著名な俳優たちとのエピソードを通じて、彼の演技に対する考え方がどのように進化してきたのかを知ることができます。
新たな挑戦と父親としての変化
さらに、プライベートでは父親としての一面も明かし、子育ての中で新たな楽しみを見つけたことを語ります。仕事と家庭の両立に奮闘しながらも、俳優としてのキャリアをしっかりと築いていく姿勢は、多くのファンにとっても励みとなるでしょう。
松坂さんにとって、名優たちとの出会いやライバルたちとの関係が、俳優としての成長にどれほど大きな影響を与えたのかが、今回のトークで浮き彫りになりました。彼の今後の活躍がさらに期待されますが、名優たちとの出会いがもたらした学びを活かし、どのように進化していくのか、ますます目が離せません。
[伊藤 彩花]