三笘薫、プレミアリーグで日本人最多得点記録に並ぶ!
三笘薫、プレミアリーグでの日本人最多得点記録に並ぶ
プレミアリーグの第21節で、ブライトンの日本代表ミッドフィールダー、三笘薫選手が華麗なパフォーマンスを見せ、イプスウィッチ戦での先制ゴールにより、岡崎慎司氏が持つ日本人最多得点記録に並びました。試合は2-0でブライトンが勝利し、三笘選手の今シーズン4点目が決定打となりました。
三笘選手は、試合後のインタビューで「長く戦えば(記録は)見えてくる。本当にそこは気にしない。遅いくらいかなと思っている」と冷静に語りました。この姿勢からも、彼のプロ意識とさらなる高みを目指す意欲がうかがえます。
日本と韓国、プレミアリーグでの競争
日本人選手のプレミアリーグ通算得点は合計56で、まだソン選手の半分にも満たないという現実があります。しかし、三笘選手のように若く才能ある選手が台頭することで、今後の日本人選手の得点数が増加する可能性が高まっています。
ウィングとしての新たな挑戦
三笘選手は、ウィングとしてのポジションを活かし、今後さらに得点力を向上させることが求められています。ブライトンでの3シーズン目を迎え、既に73試合に出場し、岡崎氏の114試合での記録を試合数のペースで上回っています。しかし、トップウィングプレイヤーとしてさらに多くのゴールを積み重ねることが、彼の次なる目標となります。
リバプールのエジプト代表、モハメド・サラー選手のように、ウィングとして得点ランキングの上位に名を連ねることができれば、三笘選手の評価もさらに高まるでしょう。世界中のトップタレントが集まるプレミアリーグで存在感を示すためには、技術や戦術理解の向上だけでなく、メンタル面での成長も必要です。
チームとしての成長と次の一戦
ブライトンは今回の勝利で9位に浮上し、次の試合では名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦します。三笘選手は「またすぐに試合なので切り替えないといけない。本当にチームとして勝つことが大事」と語り、チームのために戦う姿勢を強調しました。このような態度が、彼自身の成長だけでなく、チーム全体の士気向上にも寄与するでしょう。
[中村 翔平]