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2025年01月22日 10時11分

リバプール、圧巻の7連勝で欧州CLベスト16進出を確定

リバプール、圧巻の7連勝で欧州CLベスト16進出を確定

2025年1月21日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節が開催され、リバプールがホームでリールを2-1で破り、開幕から7連勝を達成しました。この勝利により、リバプールは決勝トーナメントへの進出を決め、36チーム中唯一の全勝記録を達成しました。

リバプールの指揮を執るスロット監督は、プレーオフを回避できたことに大きな価値があるとコメントしました。チームは圧倒的なパフォーマンスを見せ、他チームにプレッシャーをかけ続けています。この7連勝は、リバプールの今シーズンの欧州での野望を強く示すものとなっています。

試合の流れと遠藤航の貢献

試合は前半34分、リバプールのエース、モハメド・サラーがジョーンズのスルーパスを受けてゴールを決め、リバプールが先制しました。このゴールでリバプールは試合を優位に進めましたが、その後、リールのディビッドが後半17分に同点ゴールを決め、試合は振り出しに。ここで日本代表の遠藤航が後半18分からピッチに立ち、中盤の底から安定したプレーでチームを支えました。

リバプールは後半22分、コーナーキックからエリオットが放ったシュートがリールの選手に当たってゴールイン。これが決勝点となり、リバプールが勝利を収めました。遠藤のピッチ上での存在感は、守備だけでなく攻撃への貢献もあり、今後の起用にも期待がかかります。

リバプールが見せる戦術的優位性

スロット監督の下、リバプールの戦術は非常に洗練されています。高い位置からのプレッシング、素早い攻守の切り替え、そして選手間の連携が、他チームにはない優位性を生んでいます。特に、サラーの個人技とチームの組織力が融合したプレースタイルは、観客を魅了するだけでなく、相手にとって脅威となっています。

欧州CL全体の展望とリバプールの挑戦

リバプールは、チームの深い選手層と高い戦術理解を活かし、これまでの連勝を維持していくことが求められます。特に、今後のトーナメントでは一発勝負の緊張感が増す中、プレッシャーに打ち勝つ精神力も試されることでしょう。

[高橋 悠真]

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