「夫が寝たあとに」で語る横澤夏子と藤本美貴の育児知恵
育児のリアルを語る横澤夏子と藤本美貴の「夫が寝たあとに」
育児は常に試行錯誤の連続です。そんな中、テレビ朝日系の人気番組「夫が寝たあとに」でMCを務めるタレントの横澤夏子さんと藤本美貴さんが、自身の経験をもとにした育児の知恵を語り話題を集めています。この番組は、深夜に放送されるママ特化型バラエティーで、育児に奮闘する母親たちに寄り添う内容となっています。
捨てられないリモコンの意外な使い道
番組内では、横澤さんが「捨てなきゃよかった」と後悔する育児道具について語りました。それは、なんと古いリモコンです。多くの子どもがリモコンに興味を持ち、おもちゃのリモコンでは満足しないという経験を持つ親は少なくないでしょう。横澤さんもその一人で、子どもが本物のリモコンを好むことに気づき、古いリモコンを捨てたことを後悔していると明かしました。
藤本さんもこれに共感し、「おもちゃのリモコンを買うより、家のリモコンをもう一台買って電池を入れずに渡すのはどう?」というアイデアを提案。横澤さんも「そっちの方が安いんじゃない」と納得していました。これにより、リモコンがただのオモチャとしても役立つことがアピールされ、親たちに新たな視点を提供しました。
寝かしつけの意外な落とし穴
また、子どもの寝かしつけについても興味深い話が展開されました。横澤さんは、ホワイトノイズの効果を利用して子どもを寝かしつける方法を披露しました。彼女はアプリを使って胎内音に似た音を流し、子どもを眠りに誘うと言います。この方法は大人にも効果があり、横澤さん自身も何度も寝落ちしてしまったとのこと。「これがすごい怖いところなんです」と笑いながら語り、大人が寝てしまうことへの悔しさを明かしました。
食べ物の苦手克服法に見る柔軟性
さらに、子どもの食べ物の好き嫌いへの対応法についても、二人のユニークなアプローチが紹介されました。藤本さんは、子どもが苦手なきのこをハンバーグにみじん切りにして混ぜ込むという方法をシェアしました。「だしも出るし、きのこ嫌いでもわからない」と語り、見えない形で栄養を摂取させる工夫を話しました。
横澤さんは、娘がきのこを嫌いな場合、年齢に合わせた数の口数を食べさせるという方法を試みています。これは、食べ物に対する抵抗を少しずつ減らし、挑戦することを促すアプローチです。「せめぎ合いになる」と語りながらも、この工夫がどれほど効果的かを考えさせられます。
このように、横澤さんと藤本さんのユーモアと実践的なアドバイスは、育児に奮闘する多くの親にとって貴重なヒントとなっています。彼女たちの経験は、育児の複雑さを理解しつつも、楽しむことの大切さを教えてくれるものです。育児という終わりのないチャレンジの中で、彼女たちのアドバイスが一筋の光となることでしょう。
[田中 誠]