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2025年01月26日 06時11分

明石家さんま、道重さゆみと中居正広の引退に思う

明石家さんま、引退表明の道重さゆみと中居正広に思いを馳せる

2023年2月25日、MBSラジオの「ヤングタウン土曜日」に出演した明石家さんま(69)が、引退を発表した二人の著名人、道重さゆみ(35)と中居正広(52)について語りました。それぞれの引退が持つ意味や、さんま自身の思いを通じて、芸能界という舞台がどのように影響を与え、受けているのかを考えてみましょう。

道重さゆみの引退と「ヤングタウン土曜日」との関係

道重さゆみは、モーニング娘。の元リーダーとして多くのファンに愛された存在です。彼女は今夏のコンサートツアーを最後に芸能界を引退することを発表しました。さんまは道重について、「ホンマに頑張ってくれた」とねぎらいの言葉を送りました。道重は、2014年11月にモーニング娘。を卒業し、その後いったん表舞台から遠ざかっていましたが、2017年3月に「ヤングタウン土曜日」に出演したことがきっかけで芸能活動を再開しました。この番組との縁は、彼女にとっても特別なものだったのでしょう。

さんまは、道重が引退前にもう一度「ヤングタウン土曜日」に出演してほしいと希望しています。彼女が1人で活動することのプレッシャーや、ツアーの多忙さを心配しつつも、彼女を再び迎え入れたいという思いを明かしました。道重の引退は、個人としての挑戦と決断の象徴であり、さんまもその覚悟を理解しつつ、彼女の今後を応援しています。

中居正広の引退、そして「戦友」としての思い

一方で、中居正広の引退についても、さんまは深い思いを持っています。中居は、SMAPの元メンバーとして、長い間日本のエンターテインメント界を支えてきた人物です。彼の引退に対し、さんまは「戦友として、お疲れさまと言いたい」と述べました。SMAPの解散以降、中居と直接会う機会はなかったといいますが、テレビの良き時代を共に過ごした仲間としての感謝と尊敬の念を表現しました。

中居の引退にまつわる様々な報道について、さんま自身も情報が錯綜していると困惑を隠せない様子でしたが、それにもかかわらず「戦友」としての中居への思いは変わらないようです。この言葉には、共に過ごした時間や経験が生んだ絆が感じられます。

引退が意味するものと芸能界の未来

道重さゆみと中居正広、二人の引退は、それぞれのキャリアの中で大きな節目となります。しかし、彼らの決断をきっかけに、芸能界全体が抱える課題や変化について考える必要があります。個々のタレントがどのようにキャリアを築き、どのようにその終わりを迎えるのか。その選択は、彼ら自身の人生だけでなく、ファンや業界全体にも大きな影響を与えます。

明石家さんまのようなベテランタレントが、その場を通じて若手を支え、また過去の仲間を尊重する姿勢は、芸能界において非常に価値のあるものです。彼の言葉には、長年にわたって培ってきた人間関係とその深さが表れています。

[高橋 悠真]

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