THE RAMPAGE吉野北人、写真集「Orange」で魅せるイタリアの旅
THE RAMPAGE吉野北人、初のイタリアで「世界が広がった感覚」
THE RAMPAGEの吉野北人が、自身の2nd写真集「Orange」の刊行記念イベントで、その制作過程やイタリアでの撮影経験について語りました。写真集「Orange」は、幻冬舎とLDH JAPANが展開する「GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜」プロジェクトの一環で、吉野の個性を最大限に生かした作品となっています。
イタリアでの撮影がもたらしたもの
吉野北人は、イタリア、特にヴェネツィアを撮影地に選んだ理由について、「一度は訪れたい場所であり、ヴェネツィアは必ず行きたいと思っていた」と明かしました。彼はこの地での経験について「人生観が変わるような、世界が広がった感覚」と述べ、イタリアの人々の温かさや景観の美しさに深い感銘を受けたと振り返りました。
写真集のタイトル「Orange」は、彼自身が大切にしている色から名付けられたもので、「ポジティブな気持ちを呼び起こす言葉」として選ばれたとのことです。このタイトルに込められた思いは、彼の人生観やアーティストとしての成長を象徴しているように感じられます。
オマージュと自然体の融合
写真集の中には、「ベニスに死す」という名作映画をオマージュしたカットも含まれています。吉野はセーラー服姿で空に手をかざす姿を披露し、「せっかくイタリアに行くなら、この地に関連する名作をオマージュしたい」と語りました。このユニークな試みは、彼のクリエイティブなビジョンと自然体での表現を見事に融合させています。
また、吉野は撮影に向けて特別な準備をしなかったことを明かし、「ありのままの自分を見せたい」との思いで撮影に挑んだと述べています。この姿勢は、彼のアーティストとしての成熟と自信を感じさせます。
メンバーとの交流と反響
THE RAMPAGEのメンバーたちも、この写真集をしっかりと見てくれたそうで、吉野は「ちょっといじられながらも見てもらった」と笑顔で語りました。普段見せない表情や少年っぽい一面が垣間見える作品に、メンバーからも良い反響があったとのことです。このような内部からの支持は、彼が自信を持って作品を世に送り出す大きな力となっています。
吉野北人の2nd写真集「Orange」は、彼の個性とクリエイティビティを余すことなく表現した作品です。イタリアでの経験が彼の人生観を変え、より広い視野を持つきっかけとなったことは間違いありません。この作品を通じて、彼の新たな一面を多くのファンが楽しみにしていることでしょう。
[松本 亮太]