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2024年12月06日 08時11分

「M-1グランプリ2024」決勝進出者たちの熱意とドラマが炸裂!

「M-1グランプリ2024」決勝進出者たちの意気込みと裏側

漫才界の最高峰「M-1グランプリ2024」の決勝進出者が発表され、9組のファイナリストたちがステージに立ちました。マヂカルラブリーがMCを務めた会見では、様々なドラマが繰り広げられ、彼らの意気込みや裏話が熱く語られました。お笑いの世界に懸ける情熱と、独特のユーモアが交錯するその様子を、私たちも垣間見ることができました。

ファイナリストたちの多様な反応

ステージでは、ママタルトの大鶴肥満が「これをゴールインと呼ぶらしいけど、私はこれはスタートなのかなと思う」と、漫才師としての新たなステージへの意気込みを語りました。大鶴肥満の190kgの体重が決勝のせり上がり装置に耐えられるかどうかという心配も、笑いを誘いました。

令和ロマンのくるまは「通過点。ただそれだけですね」と冷静にコメントし、ヒールキャラを演じてみせました。前年の優勝賞金を全額くるまに譲ったケムリは「今年取り返しに来ました!」と宣言し、決勝への意欲を示しました。

初の決勝進出を果たしたジョックロックは、声の調子を心配しつつも「新幹線に乗って、東に向かうと共にどんどん声が飛んでいった」と、独特の表現で喜びを表しました。漫才の中でも話題の「のどぬーるスプレー」が、彼らの強力なサポートになっているかもしれません。

真空ジェシカとバッテリィズのユーモア

真空ジェシカは例年通りの奔放さを見せ、「めちゃくちゃ気持ちいいー!」と他の芸人のツッコミを模倣し、会見を盛り上げました。それに対し、MCのマヂカルラブリーの野田から「お前たちもう会見に来るな」と冗談交じりのツッコミも飛び出しました。

一方、バッテリィズは、素朴な反応が好感を呼びました。「賞金1000万もらったらどうするの?」という質問に「500万なので」と、相方と半分ずつ分けることを自然に語る姿は、彼らの純粋なキャラクターを象徴しています。

ダイタクとトム・ブラウンの再挑戦

ラストイヤーで悲願の決勝進出を果たしたダイタクは、シンプルながらも感動的なリアクションを見せました。2人の苦労を知るマヂラブから「泣かなかったの?」と聞かれると、「うるうるは来たけど、後輩たちが来てくれたときに泣きましたね」と語り、彼らの絆が垣間見えました。

トム・ブラウンは6年ぶりの決勝進出。みちおは「司会の上戸彩さんとおしゃべりしたい」と話し、6年越しの決勝進出に「正直、死ぬほどうれしいです」と心境を明かしました。彼らの漫才に対する情熱は、他の芸人たちにも良い刺激を与えているようです。

エバースとその独特なゾーン

今年、複数の賞レースで決勝進出しているエバースの町田は、「ゾーンに入っていた」と会見中に何度も繰り返しました。その結果発表時にすました顔がマヂラブに追及されると、「まだ脳に届いてない感じでした」と説明し、独特の感覚を持つ彼らの世界観が浮き彫りになりました。

質疑応答では、「決勝進出が決まったときの気持ち」や、相方と交わしたアクションについても質問が飛びました。エバースの町田は「まだ交わしてない」と言う一方で、ママタルトの檜原は「言葉は交わさず、ツーショットを撮った」と、様々なリアクションが見られました。

令和ロマンは「目で会話しました」と、相手を信頼する姿勢を示しました。ジョックロックの福本は「夢か?」と口にしていたことを明かし、真空ジェシカの川北は冗談交じりに「無言のディープキスを」と笑いを誘いました。

このように、ファイナリストたちはそれぞれの個性と情熱を持って決勝に挑みます。彼らの未来にどんな展開が待っているのか、「M-1グランプリ2024」の決勝が楽しみでなりません。果たして、漫才界の頂点に立つのはどのコンビなのでしょうか。

[中村 翔平]

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