『ペンション・恋は桃色』シーズン3がFODで配信決定!豪華ゲスト出演で新たな物語が展開!
『ペンション・恋は桃色』シーズン3:宿泊者たちの新たな物語が幕を開ける
この冬、再び温かさを届ける「ペンション・恋は桃色」のシーズン3が、2025年1月10日よりFODで配信されることが決定した。ドラマは、リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉というおなじみの顔ぶれに加え、このシーズンでは稲垣吾郎、鈴木慶一、MEGUMIといった豪華なゲストが出演し、物語に新たな風を吹き込む。
「ペンション・恋は桃色」は、2020年にフジテレビの深夜帯で放送を開始し、以来、その独特の世界観とキャラクターたちの心温まる交流が視聴者を魅了してきた。物語の舞台である古びたペンションは、まるで現実世界からの隠れ家のように、多くの“訳あり”な人々が集まり、そこでは日常を忘れ、ほっこりと心癒される時間が流れる。
シーズン3の新たな展開とゲスト
シーズン3では、これまでのシリーズの中心だった父シロウ(リリー・フランキー)の恋模様から、娘ハル(伊藤沙莉)の生活に起こる事件へと焦点が移る。この変化は、単なるストーリーの進行ではなく、視聴者にハルの成長と彼女の内面的な変化を見届けさせる機会となる。
ゲスト出演する稲垣吾郎は、ハルとSNSで知り合うケイタ役を演じ、「とても個性的なキャラクターなので、監督と出演者の皆さんと色々アイディアを出しながら楽しく参加できました」と語る。鈴木慶一は、リリー・フランキーとの長年の夢が叶い、同じ画面に映ることができたことを喜び、「お邪魔いたしますでいいんですよ」とリリーからの助言がリラックスをもたらしたと振り返る。
また、MEGUMIは、アドリブを交えながらの演技を楽しんだとし、「前から好きで観ていた作品でしたので、こういう感じで撮っているんだなと思って、とてもワクワク楽しく撮影いたしました」と喜びを表現している。
キャストの思いとシリーズの魅力
メインキャストの一人、斎藤工は「幸せな事にseason3まで来ると、ライフワークになって来た感があります」と語り、シリーズの継続が彼自身にとっても特別な位置付けであることを示す。また、伊藤沙莉は「シーズンを重ねる度に帰ってくると安心する場所になっています」とコメントし、ドラマの現場がホームのような存在であることを強調した。
山口智子も再びペンションの一員として参加し、「“ただいま”と言って、帰っていきたくなる稀有なドラマですよね」と、その独特の魅力を語っている。彼女の言葉通り、このドラマは視聴者にとっても、毎回画面の向こうに帰りたくなるような安心感を提供している。
そして稲垣吾郎は、「リリーさんとはもう20年以上のお付き合いというか、昔からご一緒させて頂いているのですが、役者としてお芝居の世界でリリーさんとご一緒させて頂くというのは初めてのことなのでとても光栄でした」と述べ、リリー・フランキーとの共演が特別なものだったことを明かしている。
時代を超えて愛される「ペンション・恋は桃色」
「ペンション・恋は桃色」はそのタイトルが示すように、まるで桃色のフィルターを通して見るような優しい世界を描いている。現代社会の忙しさやストレスから一時的に解放されるこの物語は、視聴者にとっても心のオアシスとなっている。ドラマが再び見られることを心待ちにしているファンも多いことだろう。
シーズン3の配信開始に先駆け、2024年12月12日からはシーズン2の再放送も行われる。これにより、ファンは再びこの温かい世界に浸り、新シーズンのスタートに備えることができる。
フジテレビの深夜枠から始まったこのシリーズが、今では多くの人々に愛される存在となっていることは、キャストやスタッフの情熱と努力の賜物だろう。この冬、また新たなエピソードが加わり、ペンション「恋は桃色」はさらにその魅力を増していくに違いない。視聴者は、ケイタや他の新しいゲストたちと共に、どんな物語が繰り広げられるのか、心待ちにしている。
[田中 誠]