庄司智春の育児と筋トレ奮闘記:「筋肉より子ども優先」とミキティの一言に苦笑
庄司智春、育児と筋トレの狭間で揺れる父親の奮闘
お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春が、妻である藤本美貴から「筋肉育てる前に子どもを育てろよ」と手厳しい一言を受けながらも、育児と趣味の筋トレとのバランスに奮闘する姿を見せています。都内で行われた龍角散主催の「ママパパ風邪育児実態調査2024」イベントに、妊娠7ヶ月のタレント・菊地亜美と共に登壇した庄司は、自身の育児参加についてユーモアを交えながら語りました。
庄司は2009年に元モーニング娘。の藤本美貴と結婚し、現在3児の父親。彼の育児歴は12年にも及びますが、常に育児の主役はミキティこと藤本であると感じているようです。「僕も育児に参加していると思っているんですけど、子どもたちが頼っているのはミキティなんですよ」と、少し寂しさを滲ませるコメントをしました。
筋肉と育児、どちらも大事なライフワーク
庄司の筋トレへの情熱は、日常の一部として欠かせないもののようです。筋肉を育てることは、彼にとってのストレス発散であり、自己研鑽の場でもあります。しかし、家族の優先順位を問われた際には「筋肉を育てる前に子どもを育てろよ」と、妻からの愛情深い一喝を受けることもあるそう。これには庄司も苦笑するしかない様子です。
このエピソードは、家庭内での父親の役割について考えさせるものがあります。日本の家庭において、父親が育児にどのように関わっていくのかという問題は、未だ多くの家庭で解決されていないことでしょう。庄司のように、育児と自身のライフワークを両立させようとする姿勢は、時にコミカルでありながらも、多くの父親にとって共感を呼ぶものでしょう。
育児と仕事、そして躍動感
イベント中、菊地亜美が突然「なんで髪の毛伸ばして長いんですか?」と庄司に質問した場面がありました。彼は「躍動感が欲しくて……」と答え、周囲を和ませました。一方で、この「躍動感」は、育児や仕事の中で自分自身を見失わないための一種のシンボルなのかもしれません。
育児においても、仕事においても、そして趣味においても、庄司はその場に適した「躍動感」を求めているように見受けられます。特に、育児という予測不能な日々の中で、父親としての存在感を示すことは容易ではありません。そこにユーモアと柔軟性を持ち込むことで、彼は家族にとってかけがえのない存在であり続けるのでしょう。
未来の父親像を目指して
庄司は「2025年は、風邪育児も世間的にも頼られる男になります」と決意を新たにしています。この宣言には、彼がただ単に育児に参加するだけでなく、父親としての新たな役割を模索している姿勢が垣間見えます。彼のような父親が増えていくことで、日本の育児環境がより多様性に富んだものになることが期待されます。
このイベントでは、育児に関するお悩み相談も実施され、参加者たちはリアルな育児の現場での悩みや工夫を共有しました。庄司のように育児に積極的に関わる父親の存在は、母親に対する負担を軽減し、家庭内のバランスを保つために重要です。
庄司智春の姿は、現代の父親像を象徴するものかもしれません。筋トレと育児、そして仕事という三つの役割を巧みにこなしながら、彼は家庭の中での自分の居場所を模索し続けています。その姿は、世の中の多くの父親に勇気と希望を与えることでしょう。彼のような父親が増えることで、より多くの家庭が笑顔に包まれることを期待せずにはいられません。
[松本 亮太]