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2024年12月09日 20時12分

ドリカム35周年!大阪で「大衣装展覧会」開催!Xで話題沸騰中

ドリカム35周年:衣装に込められた二人の情熱

DREAMS COME TRUE(以下ドリカム)が今年で35周年を迎え、その記念すべき年に「KEITAMARUYAMA 30周年×DREAMS COME TRUE 35周年 記念祝祭『大衣装展覧会』-大阪LOVER-」が大阪・阪急うめだ本店で開催されています。このイベントは、ドリカムの中村正人とファッションデザイナー丸山敬太の対談イベントを皮切りに、多くのファンと関係者を魅了しています。

衣装展では、過去にNHK紅白歌合戦などで使用された衣装を含む80点以上が展示されています。ファッションに対する吉田美和の情熱は、バンド初期の頃から変わらず、音楽の練習よりも着替えの練習に打ち込んでいたというエピソードも語られました。中村は、控え室に入りきらないほどの衣装に四苦八苦しながらも、その情熱に感銘を受けたといいます。

ライブ会場の選定とファンの事情

しかし、ドリカムの35周年記念ツアーの一環として行われた愛知公演では、会場のアクセスの悪さが問題視されました。これに対し、中村が途中退席する観客について言及し、SNS上で波紋を呼びました。観客の中には遠方からの参加者も多く、翌日の予定を考慮しなければならない人々も多数いることを考えると、終盤で会場を後にすることは避けられない事情があります。

愛知スカイエキスポは中部国際空港に隣接しているものの、名古屋市内からのアクセスは決して良好ではありません。ライブ終了後、最寄り駅の混雑や長い帰路を考えると、途中退席はある意味で合理的な選択と言えるでしょう。中村もその後、観客の状況を理解し、感謝の意を表明しました。

大阪とDREAMS COME TRUEの深い絆

大阪での衣装展覧会は、ドリカムにとって特別な意味を持っています。中村自身、大阪での生活が人格形成に大きな影響を与えたと語り、吉田美和の初レギュラー番組も大阪のラジオ局だったことなど、大阪はドリカムの音楽のルーツとも言える場所です。

中村と丸山の出会いは、運命的とも言えます。丸山がドリカムの衣装を手掛けたいと願い続け、ついにその夢が叶ったエピソードは、まさに「DREAMS COME TRUE」の名にふさわしいものです。この出会いが、彼らの音楽とファッションにおける新たな表現の形を生み出し、多くのファンを魅了し続けているのです。

衣装に込められた物語

丸山は、衣装製作はアーティストの表現したい世界観を具現化することだと語ります。吉田美和のアイデアをもとに、試行錯誤を重ね、ライブや観客の熱気を織り込んだ衣装は、単なるファッションを超えて、ステージ上で一つの物語を紡ぎ出します。吉田自身が「総合演出家」として衣装のディテールにまでこだわる姿勢が、ドリカムのパフォーマンスをより一層引き立てています。

ドリカムの音楽とファッションへの情熱は、35年を経てなお変わることなく、彼らの特徴的な魅力を形作っています。中村と吉田のコンビは、音楽だけでなく、その全ての創造的なプロセスにおいてファンを魅了し続けているのです。ファッションと音楽が一体となった彼らのステージは、今後も多くの人々を楽しませ、感動を与え続けることでしょう。

[伊藤 彩花]

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