フアン・ソトがメッツとMLB史上最高額契約、1147億円の未来へ！

フアン・ソト、歴史的契約でメッツ入団

ニューヨーク・メッツにとって12月12日は、長く記憶に残る日となった。フアン・ソト外野手がメッツとMLB史上最高額となる15年総額7億6500万ドル（約1147億5000万円）の契約を締結し、その入団発表会見が行われた。背番号22のユニホームをまとったソトは、メッツのスティーブ・コーエンオーナーら球団首脳とともに、メディアの前に姿を現した。

ソト自身も「メッツは素晴らしい組織であり、勝ち続ける能力とチームを成長させる能力を持っている」と称賛し、この選択が未来を見据えたものであることを強調した。オーナーのコーエン氏もまた、「我々の優勝への道を加速させる大きな出来事だ」と語った。これにより、メッツは新たな黄金時代の幕を開けることを目指している。

ドジャース、主力流出の危機に直面

ヘルナンデスのFA動向は、ソトの移籍によって遅れをとっていたが、今やボストン・レッドソックスやトロント・ブルージェイズなどの複数の球団がその獲得に向けて動き出している。ドジャースのアンドリュー・フリードマン球団社長は、選手に誠実な話し合いを行う姿勢を示しているものの、競争は激化する一方だ。

ヤンキース、ワールドシリーズの悪夢を振り返る

ニューヨーク・ヤンキースもまた、難しいシーズンを過ごしている。ワールドシリーズ第５戦でのアーロン・ジャッジの“衝撃のエラー球”が、MLB公式オークションで意外な高値を付けている。ヤンキースはドジャースに敗れ、15年ぶりの世界制覇の夢は断たれた。ジャッジの落球がその転機となり、多くのファンにとっても心に残る出来事となった。

［田中 誠］