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2024年12月13日 14時10分

青柳晃洋、横浜での心温まる寄贈活動とメジャー挑戦への意気込み!

青柳晃洋、地元での心温まる寄贈活動とメジャー挑戦の決意

やる気と希望を胸に、多くの野球ファンに愛される阪神タイガースの青柳晃洋投手(31)が、今年も横浜市鶴見区の小学校を訪問し、心温まる活動を展開しました。青柳選手は21年から地元の小学校や保育園に本や図書カードを寄贈し続けており、今年で4年目を迎えています。彼の寄贈活動には、ただの贈り物以上の意味が込められています。

青柳選手は、これまで2年連続で最多勝、最高勝率を記録するなど華々しい成績を誇っていましたが、今シーズンは2勝にとどまりました。それでも、彼の心は燃えています。ポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの挑戦を表明し、その決意と情熱を地元の子どもたちに伝えています。

小学生たちとの触れ合いで「元気をもらえる」

青柳選手は、潮田小学校や汐入小学校を訪れ、約840人の生徒たちとハイタッチやキャッチボールを楽しみました。子どもたちからの「夢を諦めそうになったときは?」という質問に対して、青柳選手は自身の経験を語りました。彼もまた、野球選手になる夢を持ちながらも、周りから「なれないよ」と言われたことが何度もあったといいます。それでも、「自分はなれる」と信じて努力を続けてきたことで、今の自分があるというのです。

彼はこの活動について「毎年そうですけど、小学生のパワーではないですけど、僕自身が元気になる。今年はあまり活躍ができなかったですけど、こうやって来られて良かったなと思います」と語り、子どもたちとの交流を通じて自らも活力を得ていることを明かしました。

夢を追い続ける姿勢と地元への思い

青柳選手の寄贈活動は、単なる慈善事業ではありません。彼自身が読書家であることから、本を通じて子どもたちに何かを伝えたいという強い思いがあります。「1日1ページでもいいから、みんなにも本を読む挑戦をしてほしい」と優しく語りかける彼の姿勢は、地元への愛と未来を担う世代への期待が込められています。

また、彼自身もメジャー移籍に向けて英語の勉強に取り組んでいるそうです。「絶対絶対あきらめない」、「日々あらゆる面で私は成長している」など、本で学んだ言葉を胸に、アメリカでの新たな挑戦に備えています。

青柳選手は「僕はマイナー契約も辞さない覚悟です」と、自身の夢を追い続ける姿勢を見せる一方、地元の子どもたちからのエールを受け「僕自身が元気をもらえるので。少しでも小学生の記憶に残ってくれたらいいかなと思います」と話しました。

ラーメン愛とユーモアで笑いを誘う

青柳選手の人柄を示すエピソードは、彼の異色の”ラーメン愛”にも表れています。年間300食ものラーメンを食べるという彼は、アメリカでも「おいしいラーメンを食べたい」と語り、物価の高いアメリカでのラーメン事情に関するジョークで笑いを誘いました。1杯2~3000円することも珍しくないアメリカのラーメン事情ですが、青柳選手はそんなことにはめげないようです。

メジャー挑戦を控え、青柳選手の未来は未知数ですが、彼の地元愛と子どもたちへの思いは変わりません。地元の小学生たちに夢を追い続ける大切さを伝え、彼自身もまた新たな夢に向かって進んでいく姿勢は、まさに「夢は諦めない」ことの大切さを体現しています。

青柳選手の活動は、プロ野球選手としてのキャリアを超え、彼の人間性や地元への愛を象徴しています。これからも彼の挑戦と活動が、地元の子どもたちにとっての希望の灯となることでしょう。

[鈴木 美咲]

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