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2024年12月19日 09時31分

古市憲寿が語る昭恵さん訪米秘話、ミートローフと黒い服のエピソード

古市憲寿氏が明かす昭恵さんの訪米秘話 ― ミートローフと黒い服の意外なつながり

フロリダ州パームビーチのトランプ邸で行われた夕食会、その舞台裏には意外なエピソードが隠されていた。古市憲寿氏がフジテレビの情報番組「めざまし8」で語った、昭恵さんの訪米の裏話は、単なる外交イベントの枠を超えた、ちょっとした人間ドラマを感じさせるものである。

昭恵さんがトランプ次期米大統領とメラニア夫人と面会した際の夕食メニューに、トランプ母のレシピによる「ミートローフ」が急きょ加わったという。これには、昭恵さんが2017年の日米首脳会談で同じ料理を食べたことがきっかけで、トランプ夫妻の心遣いが垣間見える。「ミートローフ」と聞けば、家庭的で温かみのある料理だが、その裏には二国間の友情と絆が詰まっている。政治の表舞台に立つ者同士の会話にも、時にはこうした家庭の味がその場を和ませるのだろう。

さらに、昭恵さんの訪米にはもう一つのハプニングがあった。それは、飛行機での荷物紛失事件。スペインからアメリカへのフライト中に昭恵さんの荷物が行方不明になり、現地で急きょ新しい服を購入しなければならなかったという。トランプ夫人との写真で着ていた黒い服も、そんな状況下で選ばれた一着だった。政治の舞台裏では、スーツケースの中身までもが予期せぬドラマを生むこともある。外交の場での服装は、その人の存在感を決める重要な要素だが、昭恵さんはその場にふさわしい選択をしたようだ。

外交の影に隠れた個人の努力

昭恵さんの訪米は、彼女自身の積極的な行動によるものであった。古市氏によれば、昭恵さんは長らく外務省を通じて訪米の機会を探っていたが、最終的には自らの意志でこの訪問を実現させたという。メラニア夫人との交流を続けてきたことが、この訪問をスムーズに進める要因となったのだろう。国家間の公式な手続きよりも、個人の友情が優先された今回の訪問は、外交の新しい形を示唆しているのかもしれない。

この訪問に関しては、一部のコメンテーターが「民間人としての訪問であれば、外務省に一言言うべきだった」との意見を述べている。しかし、昭恵さんが選んだのは、あくまでプライベートな交流の場であった。政治的な肩書きや形式を超えて、彼女自身が大切にしてきた人間関係を育むことを選んだのだ。

昭恵さんの訪米は、安倍元首相を偲ぶためのものであると同時に、彼女自身の新たな一歩を象徴するものでもあったのかもしれない。トランプ夫妻との温かな交流を通じて、彼女は安倍元首相への思いを伝えるとともに、国境を越えた友情の絆を再確認したのだ。

[高橋 悠真]

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