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2024年12月20日 19時21分

ラグビー新時代到来!東芝ブレイブルーパス東京の挑戦と未来

ラグビー新時代の幕開け:ブレイブルーパスとリーグワンの未来

ラグビー界が新しい風を迎えています。日本代表歴代最多の98キャップを持つ大野均氏が、東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーとしてリーグワン開幕に臨む意気込みを語りました。また、異色の経歴を持つ社長のもとで、同チームがどのようにして復活を遂げたのか、その裏側に迫ります。

この新シーズンでは、世界各国からのビッグネームが日本のラグビーに参入し、選手たちのレベルが飛躍的に向上しています。相模原ダイナボアーズに加入した南アフリカ代表のカート=リー・アレンゼや、リコーブラックラムズのニュージーランド代表TJ・ペレナラがその象徴です。彼らの存在が、下位チームにも新たな可能性と期待をもたらしています。

東芝ブレイブルーパス東京の再生と挑戦

一方で、東芝ブレイブルーパス東京の復活劇も見逃せません。ラグビーとは無縁だった荒岡義和社長が、独立採算を目指す法人化という大きな挑戦を成功に導いた背景には、運営陣の努力と革新がありました。彼は「ラグビーをビジネスとして成功させる」というビジョンを掲げ、プロフェッショナルな視点から経営を立て直しました。

「猛勇狼士」というスローガンのもと、チームとフロントが一丸となって目標を共有し、プロ意識を育んでいく姿は、まさに新しい時代のクラブ運営のモデルケースと言えるでしょう。また、スタジアムに設置された「リアル・グラウンド・サウンドシステム」によって、観客は生々しい接点の音を体感できるようになり、ラグビー観戦の魅力を倍増させました。

収益面でも、ファミリーロードといったファンサービスを通じてファン層を拡大し、収益は右肩上がりに成長。法人化から3年でリーグワン初優勝を果たすという成果を挙げました。選手と経営陣が一体となり、プロクラブとしての意識を高めていく過程で、優勝という大きな目標を達成したのです。

このように、ラグビー界では新たな試みと挑戦が続いています。大野均氏の期待と、東芝ブレイブルーパス東京の革新は、リーグワンに新しい風を吹き込み、さらなる進化を遂げることでしょう。未来のラグビーがどのように展開していくのか、その行方にますます目が離せません。

[伊藤 彩花]

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