スポーツ
2024年12月25日 16時10分

福大大濠、高校バスケウインターカップで圧勝!次は前橋育英と対戦

福大大濠、ウインターカップでの強さを証明

12月25日、東京体育館で行われた『SoftBank ウインターカップ2024』第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会の男子2回戦で、福岡大学附属大濠高校が日本航空高校を88-64で下し、次のステージへと駒を進めました。福大大濠は、試合開始から渡邉伶音や湧川裕斗を中心としたプレーで主導権を握り、最終的に圧勝を収めました。

福大大濠の勝因とプレイヤーたちの活躍

福大大濠は、序盤から積極的なディフェンスと効率的なオフェンスで日本航空を圧倒しました。特に渡邉伶音は、身長206センチというその存在感を生かし、日本航空の大黒柱オルワペルミ・ジェラマイアを見事に封じ込めました。この渡邉のディフェンスは、ジェラマイアを前半わずか2得点に抑える要因となり、試合の流れを決定づけました。また、湧川裕斗も試合を通して安定した得点力を発揮し、チーム最多の25得点を記録しました。

日本航空は、司令塔の大道一歩が奮闘し25得点を挙げましたが、ジェラマイアの不振が響き、チームの勢いを取り戻すことができませんでした。ジェラマイアは前の試合で28得点15リバウンド5ブロックと圧倒的なパフォーマンスを見せていただけに、彼のパフォーマンスが試合結果に直結しました。

次の対戦相手と今後の展望

福大大濠は、この勝利により3回戦で前橋育英高校との対戦が決まりました。前橋育英もまた、強力なチーム力を持ち、福大大濠にとっては決して油断できない相手です。福大大濠は、持ち前のディフェンス力をさらに強化し、次の試合でも主導権を握ることを目指します。

大会全体の混戦模様

今回の大会は、どのチームが優勝するか予測が難しい混戦です。福大大濠のように力強いチームもあれば、インターハイ王者の東山高校や、過去のウインターカップチャンピオンである開志国際高校など、多くの強豪校がしのぎを削っています。特に、福岡第一高校や洛南高校といった歴史あるチームも、初戦から激戦を繰り広げています。

このように、各校が持ち味を生かして戦う姿は、観客にとっても見逃せないポイントです。特に、日本航空のように強力な留学生を擁するチームや、個々の選手のパフォーマンスが光るチームがどのように戦い抜くかは、今後の高校バスケットボールの流れを占う上でも重要です。

今大会が終わる頃には、新たなヒーローが誕生し、バスケットボール界に新たな風を吹き込むことでしょう。高校生たちの熱い戦いが、寒い冬を熱くする瞬間に、私たちも期待を寄せずにはいられません。

[鈴木 美咲]

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