BABYMETAL 2024年の飛躍を振り返る、世界を駆けた1年
2024年を駆け抜けたBABYMETAL、その軌跡を振り返る
2024年、BABYMETALはまさに飛躍の年を迎えました。彼らの活動を振り返る1分間のルックバック動画が公開され、ファンの心を再び熱くさせています。動画は彼らのYouTube公式チャンネルとSNSで視聴可能で、まるでジェットコースターのようにエキサイティングな一年を垣間見ることができます。
彼らの2024年は、まさに「世界を駆ける」という言葉がぴったりの一年でした。年初から開始された大規模なワールドツアーは、日本凱旋公演で幕を開け、横浜アリーナでの2日間のライブは、メンバーのMOMOMETALの聖誕を祝う特別なものでした。この公演では、ファンが待ち望んでいた進化を遂げたBABYMETALの姿を見ることができ、その演出はまさに壮大なものでした。
コラボレーションで広がる音楽の可能性
また、ELECTRIC CALLBOYと共に制作した「RATATATA」は、ビルボードのハードロック・デジタル・ソング・セールスで1位を獲得し、BABYMETALの国際的な人気をさらに高めました。彼らのエンターテインメント性あふれるライブパフォーマンスは、観客を魅了し続けています。
フェスティバルでの存在感
5月には、BABYMETALが初めて主催する音楽フェス『FOX_FEST』が埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されました。このフェスでは、次世代を担うアーティストたちと共に、独自のステージを披露しました。特にPOLYPHIAのギタリスト、Tim HensonとScott LePageとの共演は、ファンにとって特別な瞬間となりました。彼らのギタープレイとBABYMETALのパフォーマンスは幻想的な音楽の世界を作り出し、観客を感動の渦に巻き込みました。
世界へ広がるライブ活動
BABYMETALは6月にUK & EUROPE TOURを敢行し、8ヵ国の音楽フェスに出演しました。オランダ、ポーランド、フランスでのワンマン公演も大成功を収め、彼らの国際的な影響力を示す結果となりました。さらに、8月にはアジアツアーを行い、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタといった都市を巡りました。このアジアツアーでは、BRING ME THE HORIZONが主催するフェス『NEXFEST』にも参加し、BABYMETALの人気はアジア全域に広がっています。
10月から12月にかけては、初の南米ツアーを開催し、Slipknotが主催する『KNOTFEST』にも出演。ラテンアメリカのファンから熱烈な歓迎を受け、18万人を動員しました。この南米ツアーを経て、BABYMETALは全米ワンマンツアーに突入し、アメリカ国内外で累計101万人の動員を記録しました。
未来への期待
2025年には、BABYMETALはオーストラリアでの『KNOTFEST AUSTRALIA』への出演や、UK & ヨーロッパでの初となるアリーナツアーが予定されています。このツアーのフィナーレは、イギリスのTHE O2アリーナで行われることになっており、BABYMETALは再び新たな歴史を刻むことになるでしょう。
BABYMETALの2024年は、音楽の可能性を広げ、世界中のファンとの絆を深めた年となりました。彼らの音楽とエネルギーは、国境を超え、多くの人々に感動を与え続けます。次の一年がどのような展開を見せるのか、今から期待が高まります。
[佐藤 健一]