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2025年01月01日 07時10分

長嶋一茂、年始特番で見せた「冷たい」コメントの裏側

長嶋一茂氏の生放送出演に見る、彼の「冷たい」一面とその裏側

毎年、年末年始はハワイで過ごすことが多い長嶋氏ですが、今回は久々にスタジオに姿を見せました。司会の羽鳥慎一アナウンサーも「本当にいますね…すごい!」と驚きを隠せませんでした。コロナ禍で旅行が制限された時期を除けば、これは実に3年ぶりの出演です。羽鳥アナも「貴重な2回目で。ありがとうございます」と、感謝の意を示しました。

「冷たい」コメントが示す一茂氏の本質

今回の放送で話題になったのは、長嶋氏の「冷たい」コメントです。番組内で共演者が自身の出演番組である「ザワつく!大晦日」を見ていなかったことを指摘されると、長嶋氏は「別に紅白見たいなら紅白でいいです」とさらりと流しました。この姿勢に対して、元テレビ朝日社員の玉川徹氏が「なんか一茂さんってザワつく!に冷たいよね?」と疑問を投げかけたのです。

長嶋氏は「すべてに冷めているのよ」と冷静に応じましたが、玉川氏は「すべてに冷めてないでしょ?大谷(翔平)とかに熱い」と続けました。これに対して長嶋氏は「大谷君のことはしゃべりたい。あとはあんまり」と返答しました。このやり取りからは、長嶋氏の関心の向かう先が明確であることが伺えます。彼は好きなことには情熱を注ぎますが、それ以外にはあまり執着しないのです。

長嶋一茂氏の「冷たさ」の裏にあるもの

この「冷たさ」は、一見すると冷淡に映るかもしれません。しかし、長嶋氏の発言をもう少し深く掘り下げると、そこには彼の価値観や哲学が垣間見えます。長嶋氏はその生い立ちから、常に「長嶋茂雄の息子」として見られてきました。これは彼が自分のアイデンティティを確立する上で、非常に大きな影響を与えてきたことでしょう。そのため、彼は自分自身の興味や関心を基準にして、物事を判断することに重きを置いているのかもしれません。

また、長嶋氏の「冷めた」スタンスは、彼のユーモアセンスの一部とも言えるでしょう。例えば、神奈月氏が自身のものまねを披露した際のやり取りでは、冗談交じりに「来年、還暦ね。今年じゃないの。来年ね。一応、本物が言っておくけど」と軽く突っ込みを入れました。こうした軽妙なやりとりは、長嶋氏のキャラクターをより一層引き立てています。

年始特番で見せた長嶋一茂氏の人間味

長嶋氏のコメントに見られる「冷たさ」は、彼のストレートな物言いや、物事に対する本音を表現しています。これは多くの視聴者にとって、ある種の爽快感を与えるものです。彼の言葉には、誰もが持つであろう本音が垣間見えるのです。年始の特番ということで、普段の番組では見られないような一面を覗かせた長嶋氏。彼の「冷たい」コメントには、彼自身の個性やバックグラウンドが色濃く反映されています。

このように、長嶋氏の「冷たい」コメントは、彼の正直さとユーモアが交差する瞬間でもあります。それは、彼自身がどういった人物であるかを如実に物語っているとも言えるでしょう。新年早々、長嶋氏の独自のスタイルが視聴者に新たな視点を提供したことは間違いありません。それが、彼の持ち味であり、視聴者を引きつける要素なのでしょう。

[伊藤 彩花]

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