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2025年01月02日 16時21分

爆笑問題・太田光、若手お笑い「バッテリィズ」への期待と自身の反省を語る

爆笑問題・太田光、若手お笑いへの期待と自身の反省

お笑い界のベテランである「爆笑問題」の太田光さんが、近年の若手お笑いコンビ「バッテリィズ」の活躍に驚きと期待を寄せつつ、自身の活動に対する反省を語りました。太田さんは、昨年のM-1グランプリで準優勝を果たした「バッテリィズ」の持つ破壊力抜群のネタと、独特のキャラクターに驚きを隠せなかったようです。そして、一方で自身のパフォーマンスに対する厳しい評価も欠かしません。

若手の躍進に期待を寄せる太田光

「バッテリィズ」は、草野球チームでバッテリーを組んでいることが由来のコンビ名で、エースと寺家の二人が繰り広げる漫才は、一度見ると忘れられないインパクトを持ちます。太田さんはTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」で彼らのネタを絶賛し、「これからますます売れっ子になるだろう」と期待を寄せました。

太田さんが感じた「バッテリィズ」の魅力は、ボケのエースの個性的なおバカキャラと、ツッコミの寺家が繰り出す絶妙なコンビネーションです。彼らの漫才は、観客を抱腹絶倒させる力を持ち、太田さんもそのひとつのファンであることを明かしました。

自らのパフォーマンスに苦笑いの太田光

一方で、太田さんは自身の活動に対する反省も口にしています。特に大晦日に出演した日本テレビ系「大晦日ゴチ特別編 5時間超スペシャル」では、自身の毒舌が周囲に苦笑いをもたらしたと振り返り、「何やっているんだろうと自問自答した」と語っています。共演者には大物芸能人も多数おり、その中での太田さんのパフォーマンスは思ったほどの反響を得られなかったようです。

紅白歌合戦を見て感動したという太田さんは、特に高橋真梨子さんやMISIAの歌声に心を打たれたといいます。しかし、自身の番組出演に関しては「全員が苦笑いだった」とし、反省の色を隠しませんでした。紅白では、有吉弘行さんがパパになって初の司会を務め、感動を呼んだことに対し、「俺らはただ苦笑いをさせている」と、肩を落とす場面も。

太田光の「暴走」と相方・田中裕二とのやりとり

また、新春の「爆笑ヒットパレード」では、相方の田中裕二さんとのやりとりが話題になりました。太田さんの“暴走”に、田中さんが「やめろ!」と制止するシーンは、視聴者にも印象を残したことでしょう。太田さんは自身の発言を「言い過ぎました、ごめんなさい」と謝罪するものの、田中さんからは「ごめんなさいじゃすまないの!」と厳しく諭されました。

このやりとりは、長年のコンビ愛と信頼関係が垣間見える瞬間です。お互いを知り尽くした二人だからこそ、ステージ上でのやりとりもスムーズに進むのかもしれません。

太田さんの反省と期待、そして相方との絶妙な掛け合いは、ベテランならではの深みを感じさせます。お笑い界における「爆笑問題」の存在感は、若手の躍進を支えつつ、自らも進化を続けることに他なりません。新しい年が始まり、太田さんはどのような笑いを届けてくれるのでしょうか。これからの活躍に期待が高まります。

[田中 誠]

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