エンタメ
2025年01月02日 17時11分

藤井聡太と山内健司の初対談、新春SPで実現!笑顔溢れる名古屋の一幕

新年の幕開けにふさわしい、笑顔あふれる一幕が名古屋で繰り広げられました。東海テレビの特別番組「新春SP 藤井聡太とかまいたち」に出演した藤井聡太7冠(22)と、人気お笑いコンビ・かまいたち(山内健司、濱家隆一)による初対談が実現しました。将棋界の若き天才と、芸能界随一の将棋好きとして知られる山内の掛け合いは、視聴者の心を掴むものでした。

藤井聡太と山内健司の初対面

この対談は、将棋とお笑いという一見異なる世界の出会いを通じて、両者の魅力をさらに引き立てました。山内は、スマートフォンの将棋アプリで1万2000局以上の対局を重ねているほどの将棋ファン。そんな彼が藤井にLINEを聞くという強烈なボケを炸裂させると、濱家が「どこに“初手”を打っとんねん」と見事なツッコミを入れ、藤井も思わず爆笑するという、ユーモアたっぷりのシーンが繰り広げられました。

対局の場面では、山内が飛車を振り「四間飛車」の戦法を見せると、藤井は「変幻自在の指し回しで戸惑ってます」と微笑む場面も。思わず笑みがこぼれるこのやり取りは、将棋の緊張感を和らげ、視聴者に新春の笑いを届けました。

藤井聡太の人間味あふれる一面

また、伊藤匠叡王からの「体調管理について」の質問に対し、藤井が「睡眠時間をしっかりと取ることを心がけています。8時間ぐらいで、大谷選手の3分の2ですけど」と答える場面では、視聴者の多くがプロ棋士の健康管理術に興味を持ったことでしょう。藤井の回答は、プロとしての厳しい戦いを支える地道な努力を垣間見せる一方で、彼の人間味あふれる一面をも引き出しました。

藤井は「大谷選手の3分の2」とユーモアを交えつつ語ったこのコメントで、視聴者に親しみやすさを感じさせたのではないでしょうか。将棋という静かな戦いの中で、彼がどのようにして心身を整えているのか、その一端が垣間見れた瞬間です。

将棋とお笑いの世界をつなぐ新たな試み

藤井聡太という存在は、将棋界だけでなく、エンターテインメントの世界でもその存在感を示しています。彼の柔軟な発想と人間味あふれるキャラクターは、多くのファンを魅了し続けています。今回の対談は、そんな藤井の魅力を再確認するだけでなく、将棋の持つ奥深さと楽しさを再認識させる機会となりました。

[中村 翔平]

タグ
#かまいたち
#新春SP
#藤井聡太