大谷翔平の影響力で韓国のキム・ヘソンがドジャース入り
大谷翔平の影響力が生んだ韓国の内野手キム・ヘソンのドジャース入り
ロサンゼルス・ドジャースが韓国プロ野球(KBO)キウムからの内野手キム・ヘソンを獲得したというニュースが話題を呼んでいます。彼がドジャースを選んだ理由として、背番号17、大谷翔平の存在が大きな役割を果たしたと報じられています。キム・ヘソンは、ドジャースのほかにもエンジェルスやマリナーズ、パドレス、カブスからもオファーを受けていましたが、彼の決断には大谷のサポートが不可欠だったようです。
大谷翔平のサポートと影響力
キム・ヘソンと大谷翔平の関係は、単なる同リーグの選手の枠を超えています。彼らは同じ代理人事務所「CAA」に所属しており、その関係性は「先輩後輩」とも言えるものです。キムがロサンゼルス滞在中に大谷から多くのアドバイスを受けたと報じられており、契約後には「ようこそ、友よ」とハングルで祝福のメッセージを送るなど、親密な関係が伺えます。
大谷の影響力は、彼のプレーだけでなく、チーム内での評価にも及んでいます。彼がFA選手にとってどれほど魅力的な存在であるかが改めて証明されました。ドジャースがキム・ヘソンを獲得するにあたり、大谷の存在が大きな決め手となったことは明らかです。
お金よりもチームを選んだキム・ヘソン
ドジャースとの契約金額は3年総額1250万ドル(約20億円)で、エンジェルスの5年2800万ドル(約44億円)という高額オファーと比べると控えめです。にもかかわらず、キム・ヘソンはドジャースを選びました。この決断は、単に金銭的な条件よりも、チームの魅力や環境を重視した結果だと言えます。
ドジャースは、ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマンといった一流選手が集う勝てるチームです。特に大谷翔平の存在が、国際色豊かなチームを形成する上での大きな魅力となっています。キムはそのような国際的な舞台で自身の力を試したいと考えたのでしょう。
ドジャースの未来と大谷翔平の役割
キム・ヘソンの加入によって、ドジャースはさらに強力な内野陣を築くことが期待されています。2025年シーズンに向けて、内野のレギュラー争いは激化するでしょう。大谷翔平は、これまでも山本由伸との契約に関与したとされており、今後も選手補強において重要な役割を果たすことが予想されます。
このように、ドジャースは大谷翔平を中心に国際的な選手を集め、世界中のファンの心を掴むチームを目指しています。その中でキム・ヘソンは、新たな一員としてどのような活躍を見せるのか。彼の成長と活躍が、チームに新たな風を吹き込むことでしょう。
大谷翔平という存在が、単なるスター選手の枠を超え、チーム全体に与える影響力がいかに大きいかを改めて実感させられる今回の契約。これからのドジャースの進化が楽しみです。
[山本 菜々子]