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2025年01月05日 06時11分

Travis Japan、6人で再出発!VIIsualツアーが横浜で始動

Travis Japan、新たなステージで6人から再出発、7人の絆を胸に

Travis Japanは、彼らの新しい旅「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」を横浜アリーナで始動しました。7人組のアイドルグループとして知られる彼らですが、今回は休養中の川島如恵留を除く6人でのステージとなりました。それでも、彼らがファンに見せたのは、変わらぬ7人の絆と力強いパフォーマンスでした。

7人の想いをつなぐステージデザイン

ステージデザインもまた、Travis Japanの一体感を象徴するものでした。7本のLEDが埋め込まれた巨大花道「VIIsualロード」は、彼らのダンスパフォーマンスをいつでもどこからでも堪能できるように設計されています。このステージには、彼らの象徴ともいえる「VIIダイヤモンド」も組み込まれ、視覚的なインパクトを与えると同時に、7人の存在を感じさせる仕掛けが随所に施されています。

また、川島如恵留の不在を感じさせないための演出も見どころの一つです。「Underdogs」では、川島を象徴するトラッコが登場し、彼の存在感を感じさせました。さらに、「Lonely Stars」では川島の立ち位置にスポットライトが当てられ、彼の歌声が響く場面もあり、心の中で常に7人であることをファンに伝えました。

音楽でつながる世界

Travis Japanは、国内だけでなく、アジアやアメリカでの2度目のワールドツアーも控えています。リーダーの宮近海斗は、昨年のワールドツアーでの成功を自信に変え、今回の国内ツアーでもその経験を活かしたいと語っています。「またまたやっちゃいます」と笑顔で報告したその姿には、彼らの成長と決意が感じられます。

音楽を通じて世界中のファンとつながることを目指すTravis Japan。彼らの楽曲には、個々のメンバーが持つ強い個性が反映されており、ファンにとってはそれぞれのパフォーマンスが新しい発見となるでしょう。特に、宮近海斗主演のドラマの主題歌「Say I do」や、松倉海斗主演のドラマの主題歌「Tokyo Crazy Night」が収録されたダブルAサイドシングルの発売も決定し、その音楽的な多様性をさらに広げています。

未来を見据えたパフォーマンス

今回のツアーで披露された楽曲の中には、メンバーの成長や新しい挑戦が詰まっています。吉澤閑也プロデュースの「HBD」では、会場全体が誕生日を迎える人たちを祝う空間となり、観客との一体感を生み出しました。また、松田元太プロデュースの「Rush」では、幻想的な舞台演出が光り、彼らのクリエイティビティが存分に発揮されました。

このように、Travis Japanは音楽だけでなく、パフォーマンスそのものを通じてファンに感謝の気持ちを伝えています。「Staying with you」でエピローグを迎えた彼らのステージは、優しく包み込むような歌声で締めくくられました。観客との心のつながりを大切にしながら、Travis Japanは新しい年に向けてさらなる飛躍を目指しています。

彼らのステージは、単なるパフォーマンスではなく、ファンとのコミュニケーションの場でもあります。川島の不在を感じさせないような工夫を凝らしつつ、7人のTravis Japanとしての未来を見据えた今回のツアーは、多くのファンに新たな希望と期待を抱かせてくれる内容となりました。

[松本 亮太]

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