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2025年01月23日 08時12分

山崎賢人、間宮祥太朗、岡山天音が挑む「アンダーニンジャ」の新境地

山崎賢人、間宮祥太朗、岡山天音が語る「アンダーニンジャ」への挑戦

日本の映画界において、彼らの名前を耳にしない日はないほどの活躍を見せる山崎賢人、間宮祥太朗、岡山天音の3人。2025年に公開を控える「アンダーニンジャ」では、彼らが再びタッグを組み、現代の忍者たちの物語を描きます。この映画は、花沢健吾の人気漫画を原作とし、独自の忍者像を描き出すことで話題を集めています。

10代から育んだ絆と成長

山崎賢人と間宮祥太朗が初めて出会ったのは、2014年に放送されたドラマ「水球ヤンキース」でした。10代の彼らが青春を謳歌しながら演じたこの作品は、彼らのキャリアの中でも特に印象深いものとなっています。山崎は当時を振り返り、「部活のようにみんなで楽しんでいた」と懐かしげに語ります。一方で、間宮は山崎のことを「全身真っ白な服を着ていた」という印象を持ち続けているそうです。このように、10年ぶりの共演に再び心を通わせる二人の間には、時間を超えた絆があります。

岡山天音もまた、間宮との共演が続いています。彼の初対面の印象について「優しそうで、実際優しかった」と語る岡山に対し、間宮は少し照れくさそうに笑います。彼ら3人は、30代に差し掛かりながらも、かつての仲間との共演に新たな喜びを見出しています。

俳優としての変化と役柄への挑戦

彼らは30代に入り、役柄の幅がさらに広がっています。山崎賢人は、「30代はもっといろいろなことを知りたい」と、海外進出も視野に入れた野心を語ります。「アンダーニンジャ」では、現代に生きる忍者というユニークなキャラクターを演じ、その表現力をさらに磨いています。

間宮祥太朗もまた、自身の役柄の変化を楽しんでいるようです。彼は「自分に話が来る役が変わった」と感じつつも、周囲の期待に応えるための努力を惜しみません。岡山天音は、俳優という職業の流動性を受け入れつつ、柔軟な姿勢で役に挑んでいます。「アンダーニンジャ」では、彼らがそれぞれの個性を存分に発揮し、観客を魅了するに違いありません。

「アンダーニンジャ」に込められた新たな挑戦

映画「アンダーニンジャ」では、忍者組織「NIN」の末端にいる雲隠九郎(山崎賢人)が、重大な任務を任されるというストーリーが描かれます。原作の持ち味である緻密な設定や独特のユーモアを生かしながら、映画ならではの視覚的な魅力も加わることで、観客を新たな忍者の世界へと引き込みます。

山崎は、原作のファンであることもあり、「日本人として忍者に惹かれる部分がある」と語ります。福田雄一監督との再タッグにより、原作のユーモアと映画のアクションが見事に融合することを期待しています。彼は「これまでの経験値を活かして、福田監督と再び作品を作れることに喜びを感じた」と語り、作品に対する熱意が伝わります。

岡山は、猿田というキャラクターの持つユーモラスでありながらも不思議な説得力に惹かれたと話します。一方で、間宮はビジュアル面でのキャラクター再現に注力し、「原作ファンに納得してもらえるよう努力した」と語ります。

このように、「アンダーニンジャ」は彼らのキャリアの中でも新たな挑戦であり、彼らの成長を示す作品となるでしょう。日本映画界を牽引する若手俳優たちが、どのような化学反応を生み出すのか、公開が待ち遠しい限りです。

[鈴木 美咲]

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