JO1豆原一成が『海に眠るダイヤモンド』で俳優として大成長！

JO1の豆原一成、『海に眠るダイヤモンド』での挑戦と俳優としての成長

今、注目の若手俳優、豆原一成（JO1）がTBSの日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』でその存在感を示している。この作品は、1955年から現代にいたる長崎県・端島と東京を舞台にした壮大な愛と青春、友情、そして家族の物語である。神木隆之介が一人二役で主演を務め、脚本を野木亜紀子、監督を塚原あゆ子が担当するなど、強力な制作陣が集結したこのドラマで、豆原は重要な役割を担っている。

豆原が演じるのは、宮本信子演じるいづみの孫・星也。法学部を目指す浪人生という設定で、彼のキャラクターは一見すると豆原自身とは対極にある。しかし、彼はこの役を通じて新しい自分を発見し、俳優としての可能性を広げることに成功している。

初めての連続ドラマ出演とそのプレッシャー

豆原にとって『海に眠るダイヤモンド』は初めての民放連続ドラマ出演であり、その舞台が日曜劇場ということで大きなプレッシャーを感じていたという。彼はインタビューで、「すごくうれしかったのと同時に、ものすごくプレッシャーを感じました」と正直な心境を語っている。このような大舞台での経験は、彼の俳優としての成長に大きく寄与している。

豆原は、演じる星也が持つ「浪人生としての引け目」や「カオスな状況を見下す視点」を塚原監督の指導の下で表現することに挑戦した。セリフだけでなく、微細な仕草にも注意を払い、キャラクターに深みを与える努力を続けている。

俳優としての成長と今後の展望

豆原は今回の経験を通じて、「自由に表現する」ことの重要性を学んだと語っている。これは彼の演技だけでなく、JO1としてのパフォーマンスにも影響を与える可能性がある。特に、塚原監督からの「自由にやりたいようにやっていいよ」という言葉は、彼が自分の殻を破り、新たな表現方法を模索する契機となった。

また、彼は今後の俳優活動において、現役高校生役など、これまでに演じたことのない役に挑戦したいという意欲を示している。彼は、「制服を着て、たくさんの生徒が出演するような学園モノに憧れがあって、今この年齢だからこそできる役だと思います」と語り、未来への準備を着実に進めている。

共演者との交流と刺激

豆原は共演する俳優たちから多くの刺激を受けている。特に、神木隆之介との交流は大きな影響を与えたようだ。神木は彼にとって「お兄ちゃんみたいな存在」であり、お芝居のタイミングを合わせたり、演技のアドバイスをしてくれる頼もしい先輩であるという。豆原は彼との共演を通じて、「こう動いたら、僕はこういうふうにやるよ！」といった自然な流れを学び、より自然体での演技を実現している。

まとめとして、豆原一成は『海に眠るダイヤモンド』での経験を通じて、大きく成長を遂げている。彼のモットー「正解より全力」が示すように、挑戦を恐れず全力でぶつかる姿勢が、彼をさらなる高みへと導いていることは間違いない。視聴者に向けた彼のメッセージには、これからの彼の活躍を期待させる力強さが感じられる。今後の展開からも目が離せない。

［佐藤 健一］