経済
2024年12月01日 08時17分

プリウスがスーパーカーに変身!KUHL JAPANの「RACING 60R-GTW WIDEBODY」が話題沸騰

プリウスがスーパーカーに変身!?KUHL JAPANの「RACING 60R-GTW WIDEBODY」登場

トヨタのハイブリッドカー「プリウス」が、KUHL JAPANの手にかかると、まるでスーパーカーのような姿に変貌を遂げました。その名も「RACING 60R-GTW WIDEBODY」。2024年1月に東京オートサロンで初公開されたこのモデルは、圧倒的なスタイリングと6本出しマフラーで、多くのファンの心を掴んでいます。SNSでは「凄味が半端ない!」「迫力がすごい!」といった声が飛び交い、注目度は高まる一方です。

このカスタムプリウスは、2023年に登場したばかりの現行モデルをベースに、KUHL JAPANが独自に開発したワイドボディキットを装着。公道を走れる「究極のカスタマイズプリウス」として、フェンダーを片側50mmワイド化するなど、大胆なデザイン変更が施されています。価格は585万円と高額ですが、その迫力あるエアロパーツやコンケーブホイールは、まさに唯一無二の存在感を放っています。

トムスの挑戦:ヴィッツとアクアのカスタムカー

一方で、トヨタ系チューナーとして知られるトムスも、ヴィッツとアクアをベースにカスタムを施しています。約10年前、トムスはヴィッツにドレスアップ系のエアロパーツを装着し、走りの質を高めた「ホットハッチ」テイストの車を生み出しました。さらに、アクアにおいても、アドヴォクスサスペンションやボディ強化ブレースを用いて、コンパクトカーとは思えない走行性能を実現しています。

ヴィッツは、ドレスアップをメインとしつつも、ワインディングロードでの走行性能を高めるための工夫が施され、トムスらしい細やかなチューニングが光ります。一方、アクアはハイブリッド車でありながら、レスポンスの良さと刺激的なエキゾーストノートで、ドライバーを楽しませる走りの質感を追求しています。

ペーパーレスの時代:新車購入の未来

一方、車業界ではカタログや注文書のデジタル化が進んでいます。近い将来、紙のカタログが完全に姿を消すことが予想されます。トヨタは既に紙のカタログ廃止を進めており、今後はタブレットを用いた商談が主流となるでしょう。これにより、資源削減や効率化が図られる一方で、カタログ収集という趣味が消えゆく運命にあることが、一部の愛好家にとっては寂しいニュースとなっています。

紙のカタログは、物理的な存在感と、直接手に取ることで得られるワクワク感が魅力でした。しかし、デジタル化の波に乗る若い世代にとっては、こうした紙媒体の必要性は薄れつつあります。新車購入のプロセスがどのように変わっていくのか、今後の動向に注目です。

現代社会はますますデジタル化が進み、効率や環境面での配慮が求められる時代です。それでも、紙のカタログが持つノスタルジックな価値を惜しむ声があるのも事実です。これからの車業界がどのように進化していくのか、その行方に多くの人々が興味を寄せています。

デジタル技術の発展によって、車の購入体験も大きく変わろうとしていますが、カスタムカーの世界では、アナログな手触りと職人技が今もなお輝きを放っています。プリウスのスーパーカー化やヴィッツ、アクアのカスタムカーは、そんなアナログの魅力を再認識させてくれる存在です。彼らの進化は、車好きの心をくすぐり、新しい可能性を感じさせてくれるのではないでしょうか。

[中村 翔平]