近藤真彦が「MUSIC CROSS」で魅了!生演奏と新たな発見にファン歓喜
近藤真彦、時代を超える熱唱と新たな発見
2024年12月5日、BS-TBSの音楽番組「MUSIC CROSS」で、歌手の近藤真彦がその魅力を存分に発揮しました。60歳を迎えた彼は、生バンドをバックに「ブルージーンズメモリー」、「ホレたぜ!乾杯」、「ミッドナイトシャッフル」の3曲を披露し、視聴者を魅了しました。特に、「ホレたぜ!乾杯」の2コーラス目を初めて歌唱するという意外な一面を見せ、音楽と向き合う姿勢に新たな発見があったと語りました。
多様な音楽カルチャーを超えて
「MUSIC CROSS」は、世代やジャンルを超えた多様な音楽カルチャーを届ける番組として定評があります。今回の放送では、「青春のメモリーソング」というテーマのもと、1980年代から2000年代の名曲が紹介されました。世代を超えたゲストたちが集まり、音楽を通じて新しい価値を創造するこの番組は、視聴者にとっても新たな音楽体験を提供しています。
近藤真彦は、昭和を代表するスターであり、彼の楽曲は多くの人々に愛されています。今回の放送では、彼がSHOW-WAとコラボレーションするという新たな試みも披露されました。秋元康氏がプロデュースした昭和歌謡グループSHOW-WAとの共演は、時代を超えた音楽の融合を象徴しており、視聴者にとっても新鮮な驚きを提供しました。
音楽とともに歩む近藤の人生
番組のトークコーナーでは、近藤が長年の友人であるMCの関根勤とともに、1980年代からの思い出話を語る場面も見られました。彼が自身の楽曲「ギンギラギンにさりげなく」に対する複雑な感情を打ち明け、30代の頃はその曲が大嫌いだったが、今ではその存在が財産であると感じていると語りました。この告白は、長いキャリアの中での彼の成長と変化を感じさせるものでした。
また、若い頃の自分とSHOW-WAや柏木由紀のような若手アーティストを比較し、彼らの行儀の良さに驚きを見せる一幕もありました。これは、音楽業界における時代の変化を示すと同時に、彼自身の経験と成長を反映しているといえるでしょう。
生バンドの魅力と「ホレたぜ!乾杯」の新発見
今回の出演で近藤が特に強調したのは、生バンドでの演奏の喜びでした。「カラオケではなく、ツアーで共にしているバンドメンバーと一緒にできたことが嬉しい」と語り、その“チカラ”が映像に反映されていると自信を見せました。生演奏ならではの一体感とエネルギーは、視聴者にも伝わるものでしょう。
また、「ホレたぜ!乾杯」の2コーラス目を歌うのはレコーディング以来だったと述べ、その歌詞を改めて味わい直したことを明かしました。長いキャリアを持つアーティストであっても、新たな発見や感動があることを示すエピソードであり、音楽に対する真摯な姿勢と探求心を垣間見ることができました。
まとめ
近藤真彦の「MUSIC CROSS」出演は、彼の音楽人生とその進化を鮮明に映し出したものでした。60歳という節目を迎えた彼は、過去の楽曲に新たな視点を持ち、音楽を続けることの意義を深く理解しています。時代を超えて愛される彼の楽曲は、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。そして、音楽を通じて世代やジャンルを超えた交流が生まれる場としての「MUSIC CROSS」の意義も、ますます重要なものとなっていくに違いありません。
[山本 菜々子]